「君鈴木選手の妹さんだよね?ちょっといいかな?」
そう声かけられて最初は警戒した。最近は物騒だから何をされるかわからないから。
でも話を聞いてみるとこの人は記者らしく、お兄ちゃんが今度の大会の注目選手だから取材したいとの事だった。その話を聞いて私は少し悩んだ。
これはお兄ちゃんを知ってもらうチャンス。でも取材するとなると大会前にお兄ちゃんの大切な時間を奪うはめになる。だからどうするのが最善か考えを巡らせ私はこう提案した。
「兄の事は私がよく知ってます。私でよければ取材に答えますよ」と。
私はお兄ちゃんについて私が知る限りの全てを話した。お兄ちゃんの過去や性格・特徴等、お兄ちゃんを宣伝出来そうなものはすべて語った。私個人もお兄ちゃんについて誰かに語れるのが嬉しかったのは内緒よ。
取材は2時間くらいだったと思う。取材は予想以上に成果があったらしく記者さんは喜んでいた。記者さんはその取材のお礼にと大会の優良席のチケットを私に渡すと去っていった。
しかし大会当日、お兄ちゃんの出場する試合で私は知ることになる。
取材しにきた記者が相手チームのスコアラーだということに…
そしてお兄ちゃんのチームは大敗した・・・私のせいで
すずわかさん・・・?
これは無能
草 ええやん
草いっぱいはやしたろ
草草草草草草草草草草草草草草草草草草
草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草
草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草草
やはり正捕手は椎名ちゃんってはっきりわかんだね
「頭でっかちの鈴木が知ってる程度の情報じゃ試合は左右されないから自惚れるんじゃないにゃ」
ええやん
かなC
「お兄ちゃん、ごめんなさい。本当にごめんなさい。」
私のせいでお兄ちゃんの足を引っ張ってしまった。頭の中は真っ白だった。
「いいんだよ。和香。打てなかった俺が悪いんだ。」
そう言うとお兄ちゃんは私を優しく撫で、優しく抱き締めてくれた。
真っ白だった頭の中がぽかぽかとして、気持ちよかった。
「こっちに来て、和香。ほら、慰めてくれないか…
すずわか妄想漏れてんぞ👿
🐻にぃに…
すずわかデータお漏らししてるぞ
引用元: http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1510670787/
名作やん